クリニックの方針
バランスを考えた不妊治療をめざします
患者さんは生理があれば何歳でも妊娠すると思いがちです。一方、医師側は治療成績の高さから、最先端医療を進めやすいものです。患者さんの希望をしっかりお聞きし、伝えるべき時ははっきり伝え、求められる医療は何かを常に考えたバランスを失わない治療を目指します。
関連病院と連携をとります
不妊治療を行っていると、筋腫、内膜症、卵巣腫瘍、卵管閉鎖、無精子症などで、どうしても手術が欠かせない時があります。腹腔鏡手術、子宮鏡手術などです。このような時は、可世木婦人科ARTクリニック(名古屋・栄)、一宮市民病院、一宮西病院、大雄会病院、名市大病院泌尿器科と連携をとりながら進めます。
子宮外妊娠、卵巣過剰刺激症候群(OHSS)あるいは骨盤腹膜炎等、緊急性が求められる時も、時間外であっても上記病院と密接に連携し対応していきます。
分娩は取り扱いません
無床のクリニックですので分娩は行いません。ご希望の週数で他院へ紹介させていただきます。妊娠9ヶ月まで当院で検診を受け、里帰り分娩をされる事も可能です。
日帰り手術、処置は行います
入院が必要な手術は行いません。流産手術、内膜ポリープ摘除術、生殖補助医療(採卵・胚移植)、子宮卵管造影(HSG)、卵管通水・通気、羊水検査等の処置は行います。
がん検診にも力を入れます
愛知県がんセンター勤務の経験を生かし、がん検診にも力を入れています。コルポスコープを用いた精密検査も行います。一宮市がん検診(毎年5~12月)の指定クリニックでもあります。
不妊治療成績を毎月公表します
院内には妊娠達成者を毎月掲示しています。平均すると約40名です。個人名は出ていませんが、年齢、治療年数、治療内容等をお示しして参考にしてもらっています。